バードウォッチング上達のヒント

鳥を見分けるポイント ものさし鳥について 毎日の生活の中で 裏ワザ

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■ 鳥を見分けるポイント

   まず最初は、身近な野鳥の特徴を覚えることから始めます。
   どのような特徴かというと
    大きさ・色・鳴き声・飛び方・歩き方・見つけた環境です。

   例えば
   身近な野鳥(スズメ)と比べて、同じくらいの大きさで住宅近くの公園で見かけたけど 鳴き声が違う
   (チュンチュンじゃなくてもっと高い声)
   とか 色が白と黒のツートンカラーだとかで違いを見つけ、その特徴から図鑑を片手に種類が特定できるようになります。

    ここの例では、スズメと同じくらいの大きさで、色が白黒ということで、シジュウカラなのかな?と判断できます。
    シジュウカラは胸にネクタイのような縦じま模様があるので、ここも特徴です。

   スズメを例にとってみます。
    大きさ・・・・見ただけでは分かりませんが、およそ15cmです(これより大きいか小さいか)
    鳴き声・・・・チュンチュン(の声より高いか低いか 声を伸ばすように鳴くのか)
    飛び方・・・・常に羽ばたきながら、直線的に飛んでいきます(波を描くように飛ぶ 羽ばたき・休むを繰り返す)
    歩き方・・・・ピョンピョン跳ねるように歩きます(トコトコ歩くのか、駆け足気味か 歩かないのか)
    色・・・・・・スズメ独特の背中のまだら模様(白黒はっきりしている 違う色)

    身近な野鳥たちに親しむことが 重要です。

■ ものさし鳥について

    モノの大きさを定規やメジャーで測るように、鳥を見分けるために使う定規やメジャーがものさし鳥です。
    何となく 察しがつくと思いますが、ものさし鳥は身近な野鳥のことなんです。
    最初は、スズメ・ハト・カラスくらいしか分からないかも知れませんが、スズメと比べて、ハトと比べて・・・など
    興味を持っていくうちに理解できるようになります。

ものさし鳥 体長 鳴き声
スズメ  15cm  チュンチュン
ムクドリ  24cm  キュルル・ジャー
ヒヨドリ  27cm  ヒーヨ・キー
キジバト  33cm  ドドーポッポー
ハシブトガラス  56cm  ガー


    スズメより小さいとか キジバトより小さいけどスズメよりは大きいといった 大きさ、色、模様、細かいところでは
      くちばしの色、尾の長さ、などで判断できます。

■ 毎日の生活の中で

    バードウォッチング上達のために 何度もお話しましたが、身近な野鳥をしっかり覚えることがとても重要です。

    そこで、通勤・通学・散歩をはじめとする移動中でも、野鳥を意識するようにすれば、身近な野鳥の特徴が分かるように
    なり、スズメ以外の気にしていなかった野鳥も発見できるようになります。

      ちょっと難しいかもしれませんが、電車やバスから見れる景色の中に野鳥の姿を見つけることもできます。
    川沿いや田園を通過する際は、サギ類を見つけることができるかもしれません。普通の市街地でも 車窓からスズメの
    飛ぶ姿等を目にできると思います。

    自転車や自動車の運転中は 気をつけてくださいね。前方不注意で事故でも起こしては大変です。

    いけない例です。
    私は自動車を運転中に野鳥を発見すると、どうしても目がそっちに行ってしまいます。
    助手席の人から 「今 後ろ向いてたよ」 と よく言われます。あなたは こんな事しちゃだめですよ。

    私も最初は スズメしか分からなかったですが、 身近でも意外といろいろな野鳥に出会えることを知りました。
    そして、季節によっても違う野鳥が見られたり、鳴き声が変わっているのを知ったり、さまざまな発見があります。
    あなたも野鳥から季節と自然を少しでも感じていただけたらと思います。

    あと、空いている時間に 気が向いたら図鑑を開いて 何気なく見渡したり、CDで鳥の声をボーっと聞いてください。
    ムリして、「がんばって覚えなきゃ・・」という気持ちでは、逆に疲れてしまいます。
    リラックスして、自分がやりたいときに、眺めたり 耳で聞いてみてください。
    知らずに吸収できます。

■ 裏ワザ

    自分でも驚きますが、本当の話です。
    初めてみる野鳥 初めて聞く野鳥の声でも 一発で識別できる事があります。全部が全部ではありませんが、かなりの
    確率です。80%くらい

    一番のポイントは、日頃から野鳥に興味を持ち、図鑑を眺めたり CDを聞くことで知らずに吸収されているかも知れま
    せんがフォトリーディングという本を読む(速読)テクニックを図鑑に使い始めてからすごいことの連続です。
    単に本が早く読めるだけでなく、情報処理スピードアップや記憶した内容を思い出しやすくなります。

    野鳥に限らず、すごいスピードで情報を吸収し、頭に定着させることができます。

    フォトリーディングで吸収した情報を 野鳥を見たり聞いたりした時に、そのときの環境や状況から、一瞬にして答えが
    出てきたのだと思います。

    野鳥からは外れますが、このフォトリーディングというテクニック、資格勉強や いろいろな学習にも応用できます。

        ※PhotoReadingおよびフォトリーディングは米国ラーニングストラテジーズ社の登録商標です。






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