バードウォッチングのアイテム

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鳥お兄さんについて

■ おすすめアイテム

  バードウォッチングに道具はなくても、楽しみ 野鳥を見ることができますが、道具を使うことで、
  野鳥への世界観が変わります。

  どのような道具があるのでしょうか?
  図鑑・双眼鏡・メモ帳(ノート)・望遠鏡・・・
  

  図鑑   
  ハンディタイプのポケットサイズが使いやすい。
  あまり分厚いと、持ち運びが大変で、図鑑の中から 野鳥を探し出すのに時間がかかってしまいます。

   写真と絵の図鑑 どっちがいい?
   それぞれの特徴について、私が思っていることです。

    写真タイプ・・・実際の野鳥の姿を見ることができます。羽毛や姿、また写真の背景を一緒に見ることで、
            自然の中でどのような場所に居るのかというイメージもつかみやすくなります。いろいろな
            野鳥の姿を見ることで、野鳥への興味もわいてくると思います。
            
    図(絵)タイプ・野鳥の特徴がしっかり分かる。例えば 色 どの部分が目立つ色をしているか、また 特徴的な
            体の部分を確認できます。
            特徴が分かりやすく表現されているため、野外で見た野鳥を探しやすい。



     私は、野外では絵の図鑑、家で確認したり 見たりする場合は、写真の図鑑を使用しています。

     オススメの図鑑は、
     (1)「新・山野の鳥」「新・水辺の鳥」(ともに550円:税込み 日本野鳥の会)  ★★★★★
        超お手頃価格で、内容が充実しています。普通に見られる野鳥がほとんど掲載されています。
        この図鑑(絵)だけで、十分過ぎると思います。
        私もこの図鑑で困ったことはありません。
          新・山野の鳥―野鳥観察ハンディ図鑑  

          新・水辺の鳥―野鳥観察ハンディ図鑑  


     (2)「旅のついでのバードウォッチング」( 1,400円:税込み)    ★★★★

        野鳥の行動や楽しむポイントがぎっしり詰まっています。野鳥のことが好きになる一冊です。
         私はずいぶん前に購入しましたが、人気があるのか 復刊しました。
           旅のついでのバードウォッチング



     (3)こちらは本格的な図鑑です
      (野鳥の見分け方など詳しく解説されています)
          ♪鳥くんの比べて識別! 野鳥図鑑670
          

     (4)ちょっと笑えて、実用的?な図鑑です
          原色非実用野鳥おもしろ図鑑
          

     (5)野鳥の声が聴ける図鑑です
          名前がわかる野鳥大図鑑 99種の鳴き声が聞けるCD付き
          




  双眼鏡

   野鳥を見るのに、とっても便利です。ホームセンター等で どこでも売っていますが、どんなものでも良いかというと
   そうではありません。

   一番気になるところは、倍率ですが 7~10倍くらいが最適です。
   通販などで 50倍とか100倍とかいう双眼鏡がありますが、現実的ではありません。

   倍率が高くなると手ぶれが気になり、せっかくの野鳥が見にくくなってしまいます。
   というか、見るに耐えなくなります。

   また、倍率が高くなると 視野が狭くなるだけでなく、厚いレンズを通すため、暗くなってしまいます。
   夕暮れ時や森林では暗くて見えないということもあります。

   オススメできる倍率は10倍までです。


   ○対物レンズ径
    レンズの直径が大きいほど、明るく 視野が広くなります。
    私が使っているものは、42mmです。非常に明るく、視野が広いので目が疲れません。

    ただ、 大きいため少し重く感じます。


    携帯性を重視するなら、レンズ径20mm前後が良いと思います。


   ○防水機能について
    これも重要です。 雨天や湿気の多い場所で使用する場合、双眼鏡内部の曇りや露付き(結露)を防ぎます。
    結露したままだと、内部にカビが発生することもあるので、できれば防水は備わっていたほうが良いです。
    カタログ等には窒素ガス充填の結おうな表記があります。

   ○使用の前に
    取扱説明書を見て取り扱うというのは、当然ですが 使用する前に調整が必要となります。
     ・あなたの目の幅に合わせて、接眼レンズの幅を調節する。
     ・左右の目で視力の違う片は、視度調節を行う。(片目ずつピントが合う位置を調整します)
      ほとんどの機種は 視度調節リングが右側の接眼レンズに付いています。

      まず、左目のみで 目標物にピントを合わせ 次に右目のみで同じ目標物を見たときにピントが合うよう、
      右目の接眼レンズにある視度調節リングを回します。

     あと、忘れがちなのが アイキャップ・・ めがねを使用していない人は目を当てたときに適度に

     接眼レンズとの距離ができるように工夫されています。


          



   ○スペックの見方 
    ・アイレリーフ
     接眼レンズから 自分の目で見えるまでの距離を示しています。
     めがねをかけている場合、アイレリーフが長いほうがめがねを装着したまま、ちゃんと見ることができます。
     これが長いと、疲れにくい。逆に短いと 接眼レンズに目を極限まで近づける必要があり、かなり疲れます。

     良いものは、ここにも工夫があり 長時間使っても疲れにくくなっています。

   [選ぶポイント]
    ・明るさ
     レンズの口径が大きいと明るく、倍率が高くなると暗くなります。

    ・視界
     双眼鏡を動かさずに、見える範囲を示したものです。当然広いほうが見やすいです。

    ・防水
     上で説明したとおり、双眼鏡内部の曇りや露付き(結露)を防ぎます。

    ・ポロ、ダハ:形の違い
     ポロ型は、胴体が1回曲がっています。
     ダハ型は、胴体がストレート型です。
     最近は ダハ型が主流です。

    ・ひとみ径
     双眼鏡を少し離して持ち、接眼レンズを見た際に写る 光の円の大きさです。
     ひとみ径が大きいと、明るく見えます。
     


    ◆私が使用している双眼鏡です。
    (私の所有品よりも性能アップ&価格が安くなっています)
     
    ◆小型のものはこちらがおススメです
     


    メーカ
     長く使うためには、しっかりしたメーカーのものを使うことが大切です。
     しっかりしたものを買えば、それだけ長く使うことができるし、何より せっかく買ったのだから、
     野鳥への興味もさらに沸いてくるはずです。

     また、良いものは ある程度ピントを合わせれば、自分の目でピントを合わせることができます。
     これは ちょっと感動です。


    さて、メーカーはどのようなものがあるかというと、聞いたこともあれば、あまり聞いたことのないメーカーも
    あると思います。ここに示したものは、バードウォッチャー御用立ちのメーカーです。

     日本メーカ : ニコン  コーワ  ペンタックス  
     海外メーカ : スワロフスキー ツァイス


     中には 何でそんなに値段が高いの?と思われるかも知れませんが(スワロフスキーとか)

     私が実際に店頭で見た感想です。
     重いはずなのに、重さを感じさせない。明るすぎる。自分の目で見るより双眼鏡で見たほうが 暗いところも
     ライトを照らされたように明るく見えます。
     いつかは ほしいぞ スワロフスキー と思いました。



  望遠鏡(スコープ)
    フィールドスコープとも呼ばれています。天体望遠鏡は、映ったものが上下逆になりますが、スコープでは逆転せず
    そのままの映像です。

    双眼鏡に比べると、マニアックな道具のひとつです。倍率は20倍以上となり、アイピースと呼ばれる接眼レンズ部分を
    取り替えることで、さまざまな倍率を楽しめます。

    スコープを使用し、使いこなせるようになると 野鳥たちの姿を自分の目で 目の前に見ることができるようになります。

    最初からスコープを利用することはお勧めできません。バードウォッチング上達のヒントでもお話しますが、双眼鏡でも
    スコープでも視界に野鳥を入れるのは 練習と慣れが必要です。まず双眼鏡(8倍くらい)で鳥の見方を練習し、慣れて
    ください。

    そうすると私のように 双眼鏡だけではモノ足りず、もっと大きく野鳥が見たいと思うようになります。


    スコープは本体だけでは、使うことができません。

    本体+三脚+アイピース(接眼レンズ)のセットは必ず必要になります。結構な費用がかかります。
    私は、お小遣いをせっせとためて、1年越しで購入することができました。

    スコープも何社から出ていますが、一つだけポイントをいえば、やはり明るく見えるものが最高です。

    特に対物レンズに フローライトとかEDレンズとか特殊なレンズを使用しているものは、見え方がまったく異なります。

    明るさがぜんぜん違うのと、普通のガラスレンズは遠くのものを見たときに にじみやひずみが発生します。これは遠くの
    野鳥を見たとき、羽の色や羽毛までしっかり見えるか、見にくくなるかの違いにあらわれます。

    アイピースについてはメーカにより差はありますが、私の場合 20~60倍のズーム式アイピースを最初に購入しました

     ◆私が使用している望遠鏡です(ズーム式アイピースとセット品)
     

    私は しっかりとしたものを使っていただきたいと思います。身近な野鳥を通して自然に親しみを持ち、すべての生命が
    住みやすい環境づくりに興味を持っていただきたいからです。

    どうせ買うなら、良いものを、そして野鳥にもっともっと興味を持っていただき、野鳥を好きになっていただきたいです。



■ 鳥お兄さん的 裏ワザ


  鳥お兄さんのノート(フィールドノート)

   ○フィールドノートとは?
    野鳥について気づいたことを書くものがフィールドノートです。
    気づいたことといっても、ちょっとしたメモを書くだけです。スケッチなんてできる方は、スケッチを描いてもらっても
    OKです。

    私は絵心が全くないので、内容的にはその日に出会った野鳥、日付、場所 何か変わった行動や気になったことをちょこっと
    書いているだけです。

    また、初めて出会った野鳥や種類を特定できた野鳥は、名前を○で囲ったりして目立つようにすると。後で振り返ったときに
    そのときの光景を思い出すことができます。また、もしかすると 野鳥や自然に関連した貴重なデータになるかもしれません。


    私が野鳥を見ていく中で感じたことは、野外で野鳥を観察するとき、家で図鑑を見たり、鳥の様子をメモしたりする時に
    今までは、図鑑とノートを別々に持っていました。

    どうせなら、一緒にできないものかと思いついたのがこの方法です。


          B6サイズのシステム手帳とB6サイズのポケット図鑑を合体させました。

    これなら別々に持ち歩く必要もなく、一度に図鑑とメモ帳の両方の機能を果たすことができます。
    また、ハンディ図鑑は大きさといい、厚さといい、手頃なので最高です。また、システム手帳を利用したことで、今まで書
    いた内容(ページ)を外して別のところに保管したり、ページを追加したりで半永久的に使用することができます。


    作り方は 超簡単です。B6サイズのシステム手帳と図鑑を合体させるだけです。
    私の場合は、ハンディ図鑑(2冊)を合体させています。

    ① 一冊をシステム手帳の表紙カバー裏に差し込む。
    ② もう1冊は、仕切り用のプラスチックにホチキスでとめて合体してます。
       (強引だ・・という声も)


          
                                  ① 表紙カバー裏に差し込みます   ② 仕切りにホチキス止め

  
          メモを書いています。




■ デジスコって?



     準備中です

     望遠鏡とデジカメを使用して、超望遠写真を撮影するテクニックです。

      本格的な方法は、本などで紹介されていますが、ちょっと敷居が高い気がします。
      本格的な、きれいな写真を撮影するには、それなりに準備する道具が必要なためです。

     そこで、鳥お兄さん 独自テクニックを今後紹介します。

     少し触れると、双眼鏡+デジカメ(携帯電話)
            望遠鏡+デジカメ(携帯電話)

     というものです。ご期待ください。



■ 鳥お兄さんの道具ヒストリー



     準備中です

      恥ずかしながら、私の使ってきた道具、図鑑、参考書籍類を紹介します。

      ご参考になれば・・ということで、今後 公開します。









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